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統合通貨ユーロ①(経済格差の拡大)

time 2018/07/11

統合通貨ユーロ①(経済格差の拡大)

変動為替相場制では通貨価値が変動する
通貨価値が低くなると、物を売るのに有利になる
EUでは経済力の高い(良質なサービスを提供できる)国の通貨価値が低くなる(物を売るのに有利になる)ことで、国家間の経済格差が拡大している

現代においては変動為替相場制が採用されています。各国の通貨の価値が相対的に変動するということです。例えば、1ドル100円(1円の価値が0.01ドル)の時もあれば、円の価値が下がって1ドル200円(1円の価値が0.005ドル)となる時もあり、これらは外国為替市場での需給によって変動します。

通貨価値が低くなると、物を売るのに有利です。例えば1ドル100円(1円の価値が0.01ドル)から1ドル200円(1円の価値が0.005ドル)になったとしましょう。1円の価値が0.01ドルから0.005ドルに下がって通貨価値が低くなったという例です。日本で100万円の車は、1ドル100円の時、アメリカでは10,000ドルの価値です。しかし1ドル200円になると日本で100万円の車は、アメリカでは5,000ドルの価値になります。同じ100万円の価値の車なのに、安く売ることができるので買われる可能性が高くなります。だから通貨価値が低くなると、物を売るのに有利なのです。

現在ヨーロッパでは多くの国がEU(European Union / 欧州連合)に加盟しており、統合通貨「ユーロ」を導入しています。「ユーロ」導入国間での通貨の価値変動はなくなりました。例えばフランスのフランとドイツのマルクの間ではお互いに価値が変動していましたが、フランスのユーロとドイツのユーロは当然価値が同じです。

ユーロが導入されたことで、同一の通貨が使用される範囲が国境を越えて広がり、経済活動が活発になりました。経済活動が活発になれば、EU経済圏においては財やサービスの価値が向上していき、ユーロの価値も上がります。

しかし、EU加盟国の中でもともと経済力が高かった(通貨価値が高かった)国にとっては、自国の通貨価値は以前と比べて低くなります。一方でもともと経済力が低かった(通貨価値が低かった)国にとっては、自国の通貨価値は高くなり安定します。

経済力が高い国であっても、通貨価値が低くなると、物を売るのに有利になります。経済力が高ければ良質なサービスを提供できますが、良質なサービスでしかも売るのに有利ということになります。よって経済力の高い国が低い国に対して物を売る流れが加速します。つまり経済力の高い国は黒字に、低い国は赤字になり、経済格差が拡大します。

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