1分でわかるビットコインキャッシュ

2018年11月ハードフォークに関する私見

time 2018/11/10

2018年11月ハードフォークに関する私見

ハードフォークが分裂の回避を念頭に置いた衝突でありさえすれば、良い結果に転ぶはず
不確定要素が多すぎるため展開予測は不可能、資産の保持にあたっては細心の注意が必要

来る2018年11月15日のハードフォークに対する、ビットコインキャッシュの1人のホルダーからの「見え方」を記します。罵詈雑言や虚偽の情報も多い中で、読者の皆様の思考の一助となりましたら幸いです。

1. わかっていること(記事執筆時点)
[1-1]2018年11月15日にハードフォークが行われること
[1-2]Bitcoin ABCとBitcoin SVはハッシュパワーによる決着を想定しているが、Bitcoin Unlimitedは一部アップデートの延期を含めた妥協案を模索していること

2. まだわからないこと(記事執筆時点)
[2-1]Bitcoin ABCとBitcoin SVの双方に対する様々な噂があるが、彼らが今後Bitcoinを破壊するつもりなのかどうか
[2-2]Bitcoin ABCとBitcoin SVのどちらのハッシュパワーが大きいのか
[2-3]Bitcoin ABCとBitcoin SVがそれぞれどのようにハードフォークを収束させる予定なのか、また未発表策があるのかどうか

ビットコインキャッシュは50億人が使用する、管理者のいない電子決済通貨を目指しています。ただし現時点では50億人が日常の決済に使うに耐える性能を実現していません。そこに向けた一つのステップとして、[1-1]によってアップデートが行われます。

上記の性能を実現するまでは、アップデートの中で仕組みが変わることもあります。しかし、ビットコインキャッシュは管理者を必要とせずに動くものですから、マイナーが採掘報酬によって利益を得る以外で、誰かが運営に携わって利益を得るような仕組みへの変更を許してはなりません。

その上で今回は複数の開発チームから異なるアップデート内容が提案されており、最終的なアップデート内容の決定方法についても議論がなされているところです。そして、各開発チームはこれに関して[1-2]のように姿勢を表明しています。

管理者がいない中でアップデート内容を決定する方法として、ハッシュパワーを投入した戦いを選択することには、賛否両論があります。これは多数決によって少数派を無視することに対する議論と似ており、結論の出ない議論であると同時に、時に最も合理的な方法であると筆者は考えます。

今回もしリプレイプロテクションの実装等によりチェーンが分裂してしまい、そこからビットコインキャッシュコミュニティ(開発者やマイナー等全てを含むエコシステム)の分裂に至ってしまったとすると、それは大変な痛手となります。[2-1]が杞憂で、両者ともに悪意を持っているわけでないのなら、コミュニティの分裂は避けたいと考えるはずであり、分裂の回避を前提とした衝突であれば、両者が納得する方法でアップデート内容が決まるのですから、ビットコインキャッシュにとっては良いことと言えます。

感情を排除した機械的な決定を得ることができるようになるという点では、今後ビットコインキャッシュのコミュニティがより大きくなった時に、大きく貢献できる判例となるでしょう。

なお、[2-2]および[2-3]を現時点で知ることはできず、結末を予測することは困難です。そしてハードフォークの終了時期すらわかりません。さらに、今後の動向によっては価格が大きく上下する可能性もあるため、資産の増減や長期凍結のリスクを考慮しながら、どのような形でビットコインキャッシュを保持するか(ウォレット保管、取引所保管等)は、それぞれが考えなくてはならないところです。

どのような結果になったとしても、それが世界通貨へ向けたビットコインキャッシュの意義ある発展へと繋がることを祈っています。

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