1分でわかるビットコインキャッシュ

通貨革命における「スイッチング・コスト」

time 2018/07/03

通貨革命における「スイッチング・コスト」

「スイッチング・コスト」は金銭的・物理的・心理的負担からなる
機能的価値と情緒的価値が「スイッチング・コスト」を上回った時、製品やサービスの乗り換えが起こる
一刻も早く、通貨として経済圏を形成し、ビットコインキャッシュというブランドを確立することが重要となる

製品やサービスを乗り換える時のコスト全般のことを「スイッチング・コスト(切り替え費用)」と言います。例えば、とても高機能なスマートフォンが発売されたけれども、なかなか売れなかったとします。2年縛りをやめて買い替えるのはお金がかかる、今までのデータとの同期が難しい、デザインがかっこ悪い、などといった理由があったとすると、これは「スイッチング・コスト」がかかるためにサービスの乗り換えが行われなかったと解釈できます。

「スイッチング・コスト」についてもう少し詳しく見てみましょう。「スイッチング・コスト」は「金銭的負担」と「物理的負担」と「心理的負担」の3つから構成されます。

金銭的負担:
切り替えに必要な金銭的費用(例:2年縛りをやめて買い替えるのにかかる費用)
物理的負担:
切り替えに必要な労力や時間など(例:今までのデータとの同期が難しい)
心理的負担:
切り替えに対する様々な要因からくる心理的抵抗(例:デザインがかっこ悪い)

この3つの負担からなる「スイッチング・コスト」に対して、「機能的価値」と「情緒的価値」の2つの価値が上回ったときに、製品やサービスの乗り換えが行われます。

機能的価値:
新しい製品やサービスの客観的(金銭的・物理的)なメリット(例:安い、操作性がシンプル、高画質なカメラを搭載)
情緒的価値:
新しい製品やサービスに対する主観的(心理的)なメリット(例:みんなが使っていて安心、デザインが好み、ブランド価値がある)

以上の「スイッチング・コスト」の考え方から見えてくるのは次のこととなります。通貨利用者にとってビットコインキャッシュの「機能的価値」と「情緒的価値」が「スイッチング・コスト」を上回るものでなければ、ビットコインキャッシュは浸透しないということです。

ビットコインキャッシュの「スイッチング・コスト」としては、既に浸透している電子決済で十分と考える場合における新たな環境への転換負担(通貨利用者の物理的負担)、現行の金融システムの否定(金融業等の仲介者の物理的負担)、価格の変動が激しいものを利用することへの心理的抵抗感(通貨利用者の心理的負担)などが挙げられます。

ビットコインキャッシュが通貨として浸透するためには、ビットコインキャッシュの価値の裏付け②で説明をしたような「機能的価値」の向上だけでなく、ビットコインキャッシュを利用することに安心感を覚えるような「情緒的価値」の向上を図る必要があるのかもしれません。

法定通貨の電子化が進行して「スイッチング・コスト」が拡大する前に、ビットコインキャッシュの「機能的価値」の向上(通貨として経済圏を形成すること)や「情緒的価値」の向上(ビットコインキャッシュというブランドの確立)が、一刻も早い段階でなされることが必要なのです。

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