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通貨の実体は「移動の共通認識」

time 2018/06/21

通貨の実体は「移動の共通認識」

通貨の現物が移動しなくとも、通貨が移動したという共通認識があれば取引は成立する。
ビットコインキャッシュというデータそのものは存在しなくとも、ビットコインキャッシュが移動したという共通認識が記録されていれば取引が可能である。

ウォレットについてで、ウォレットでは秘密鍵を保管するという話をしました。また、秘密鍵とはで、秘密鍵からはビットコインキャッシュアドレスが作られるということと、秘密鍵を使えば他のアドレスにビットコインキャッシュを送ることができるということを説明しました。では、ウォレットにはビットコインキャッシュではなく秘密鍵を保管していて、その秘密鍵でビットコインキャッシュを送るということならば、ビットコインキャッシュというデータ自体はどこにあるのでしょうか。今回は通貨の在り方・形について考えてみましょう。

現在の法定通貨は紙幣などの現物があるのが当然であるため想像しにくいかもしれませんが、例を挙げて説明します。例えばAさんがかばんを購入しようとした際に持ち合わせがなかったとします。

そこで、BさんがAさんの代わりに10,000円を立て替え、Aさんは次の機会にBさんに10,000円を返金する約束をしたとします。Bさんが10,000円を立て替えたことは、BさんがAさんに10,000円を貸し、Aさんがかばんを購入したのと同じです。だからこそ、AさんはBさんに10,000円を返金することになります。

ここで重要なのは、実際にはBさんからAさんに通貨は移動していないが、実質的にはBさんからAさんに通貨が移動したと解釈できるということです。実際に通貨そのもの(現物)の動きがなくとも取引自体が成立するのであれば、取引とは現物の動きによって成立するものではなく、通貨が移動したという共通認識それ自体によって成立しているということになります。

共通認識さえあれば取引が成立している、つまり今回の例だとBさんからAさんへの通貨の移動が行われている(実際には現物の移動はしていないが)ということになります。この取引の成立を受けて、Aさんは次の機会にBさんに借りた通貨を返すわけです。

取引に必要なのは通貨が移動したという共通認識であるため、ビットコインキャッシュのシステムにおいては、あるアドレス間で送金が行われたという事実を、誰もがアクセスできる台帳のようなものに改ざん不可能な形で記録しています(通貨が移動したことを記録して共通認識にする)。この記録している台帳のようなものをブロックチェーンと言います。ブロックチェーンには、今まで全てのビットコインキャッシュの取引(アドレス間の送金)が記録・蓄積されていて、例えば「BからAに1BCHの送金が行われた」という形で、送金の単位をビットコインキャッシュとして記録しているのです。

ブロックチェーン(取引記録の台帳)にアクセスすれば、過去に送金のあったアドレスについて、それぞれ現在は何枚のビットコインキャッシュを保有しているかを確認することができます。ビットコインキャッシュそのもののデータを個人が保有しているわけではないけれど、個人がビットコインキャッシュを保有しているという事実を皆で共有しているから、ビットコインキャッシュでの取引が可能になるのです。

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