1分でわかるビットコインキャッシュ

決定性ウォレットについて

ビットコインキャッシュを取引するアドレスは分散させた方がよい
決定性ウォレットでは1つのルートシードから複数のアドレスを生成し、管理できる
ルートシードはニーモニックコードから復元できる

秘密鍵とはで説明したように、秘密鍵は預金と決済を担うもので、公開鍵やアドレスは秘密鍵から生成されます。ウォレットとは秘密鍵を保管するものですが、本日はウォレットの構造の種類で、決定性ウォレット(deterministic wallet)という仕組みを紹介します。

通貨の実体は「移動の共通認識」で説明をしたように、ビットコインキャッシュの取引は全てブロックチェーン上に記録されています。よって、どのアドレスがどれだけのビットコインキャッシュを保有しているかは、世界中の人が確認可能です。

ブロックチェーン上の取引を確認できるサイトはいくつかありますが、例えば下記のサイトでビットコインキャッシュアドレスを入力すると、そのアドレスの入出金の記録を確認することができます。

Bitcoin Cash (BCH) Block Explorer – Bitcoin.com

アドレスの入出金記録を世界中で確認することができてしまうと、ビットコインキャッシュを多く保有しているアドレスもすぐにわかりますので、ハッキングされてしまう危険性などが出てきます。そこで、1つのウォレットで複数のアドレスを管理することができれば、多額のビットコインキャッシュであっても1つのウォレット内で複数のアドレスに分散させることなどが可能となります。それを実現する仕組みが決定性ウォレットです。

決定性ウォレットにおいては、ルートシード(根源の種子 / root seed)と呼ばれる乱数から、まずマスター秘密鍵を生成します。マスター秘密鍵は新しい秘密鍵を連鎖的に生成することができます。秘密鍵を複数作ることができれば、複数の秘密鍵からそれぞれ対になる公開鍵を作ることができ、対になる複数の公開鍵からはアドレスを生成できるため、マスター秘密鍵1つから複数のアドレスを生成できることになります。
(参考記事:秘密鍵とは

ここで、ルートシードは人間が記憶しづらい形(数字の羅列)であるため、ニーモニックコード(記憶補助記号 / mnemonic code)という人間に覚えやすい形(12~24の単語列)にすることができます。ニーモニックコードは2048単語のうちから12~24の単語を抽出して組み合わせたものです。英語や日本語、フランス語など各国の言葉でニーモニックコードは作られており、各国ともにニーモニックコード用の単語が2048ずつ選定されています。

したがって、ニーモニックコードを覚えてさえいれば全てのアドレスを復元できることになります。しかし、ニーモニックコードの紛失や盗難は、ビットコインキャッシュの紛失や盗難と同じことですので、扱いには細心の注意が必要です。

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